インフラSEの駆け出し日記

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【VitualBox/AlmaLinuxへSSHで接続する方法】インフラSEの駆け出し日記

第8話 VitualBox上にAlmaLinuxを立てて、SSHで接続

 

まえがき

お久しぶりです?業務や日々の復習に忙しく、ブログにするところまで中々進めずにいましたが、順調に日々色々なことを学習しております。

シェルスクリプトSQLなども爆速で進んでおり、復習の日々です。

ブログでは打って変わって、LinuxのOSをインストールをしようと思い、VitualBoxで色々悪戦苦闘を繰り広げておりました。ただ、やるだけだと毎回サーバーを立てるときに苦労しそうなので、身に着ける意味で書いていこうと思います。

 

 

この記事で取り組むこと

自宅環境にてAWSLinux(AmazonLinux)でコマンドなどの練習をしておりましたが、
一から全部自分でサーバーを立てたいと思い、試行錯誤した結果をまとめてみます。
ゴールとしては、サーバーを立てて、ターミナルから操作をできるところまでとします。
細かな設定ファイルの詳細などはこれからなので、割愛をさせていただきます。
今回はRHEL系のLinuxで環境設定を実施していきます。

 

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実行環境
・windows11
・AlmaLinux (AlmaLinux-9.4-x86_64-minimal)
Oracle VitualBox

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VM Virtual Boxのインストールはこちら

https://www.virtualbox.org/


almaLinuxのインストールはこちら

https://almalinux.org/ja/get-almalinux/

 

※今回はCUIでのコントロールが必要なため、minimalを選択しました。
※インストールにminimalでも時間がとられてしまう可能性があります。


windows11だと仕様でこのような画面が表示されますが、こちらは一旦、スルーしていただいて大丈夫です。
今回は、windwos上ではなく、virtualboxで別のPCを操作することになります。

 

 

ここまでで、一旦、vitualboxとLinuxがインストールできているので、下準備完了です。

では、早速、vitualBoxの操作へ移行していきたいと思います。

 

VitualBoxでAlmalinuxサーバー起動

VirtualBoxのトップ画面から全体の「新規」を選択する。

 

仮想マシンの作成のポップアップが表示されるので、サーバー名、ISOイメージで、事前にインストールをしていたAlmaLinuxの参照先を選択します。

 

 

ハードウェアとハードディスクの容量についても設定を行います。

特に決まっていない場合は、デフォルト値でも問題ないかと思います。

 

トップ画面に新たなサーバーが追加されたので、「起動」をクリックします。

 

 

起動するとまず、言語設定画面があります。ここは日本語を選択

 


そうすると概要の設定画面に進みます。

ここでは各種項目の設定を行います。「インストール先」の項目では内容の確認が必要のため、項目を確認して「完了」ボタンを2回押すと下記のように通常のアイコンとなります。

 

 

 

rootユーザーと一般ユーザーのアカウントのパスワードもこちらで設定します。

一般ユーザーはLinux側でも追加は可能です。

 


こちらで設定が完了し、「インストール」の実行まで進めば、

そのまま起動してvitualboxでログインができるところまで進みます。

 

操作の注意点:VitualBox内でのサーバー操作の際に、hostPCの操作ができないという使用になっています。そのため、host側の操作をしたい場合はCtrlの右でカーソルを移動することができます。

 

 

SSHで接続するための手順

VitualBox内での使用は異常に見にくかったり、操作が難しかったりするので、

マウス操作など、ターミナルからSSH接続できるように準備を進めてまいります。

 

そもそも、サーバー仮想化とは物理的なマシンOS(windows)などの上に、仮想化ソフト(VBoxなど)を立てて、その上にサーバーを立てることができる仕組みです。

 

そのため、ネットワークの設定に関しても物理的ではないため、複数の仮想ネットワークが存在をしています。VitualBox上では下記の6種類をそれぞれのサーバーで設定する適宜していきます。

 

NAT:Vboxから外部へ通信
内部ネットワーク:内部間のみでの通信
ホストオンリーアダプター:内部のVboxとホストPC間の通信
汎用ドライバ:GNS3などが設定をする。
NATネットワーク:複数の仮想マシン間でネットワークを共有、外部ネットワークへはNAT経由で接続を行う。

 

今回実現する接続について、NATホストオンリーアダプターで設定を行っていきたいと考えています。

 

NATでは、ゲストPC(新たに立てるサーバー)のIPアドレスからホストPCのIPアドレスへ送信元NATされ、外部へ出ていく形となります。また、外部ネットワークから仮想マシンには直接アクセスできません。

ホストオンリーアダプターでは、ホストからゲストへの通信を確立させていきます。

 

それでは、具体的な手順に進んでいきたいと思います。

 

 

・ネットワーク設定の手順
VirtualBoxのメインメニューから設定:

VirtualBoxのメインウィンドウで仮想マシンを選択し、[設定] > [ネットワーク]をクリックします。

 


ネットワークの設定の画面が開くので、作成を押すと「NatNetwork」が新たに作成されます。

 

 

外部からも直接アクセスできるように、ポートフォワーディングの設定も合わせて、

行っていきます。ホストからゲストへのアクセスを可能にします。

 

 

「ポートフォワーディング」から新たなルールを追加し、必要なポートを設定していきます。

 

続いて、ホストオンリーアダプターの設定もしていきます。

先ほどと同様に今度は「ホストオンリーアダプター」を選択し、作成をおこなっていきます。

 

 

これにて完了です。

今度は、仮想サーバー側の設定を行っていきます。

該当のサーバーの設定から「ネットワーク」を選択します。

ここでアダプターの選択を行います。先ほど設定したNATとホストオンリーアダプターを有効化していきます。

ポートフォワーディングも先ほどのから設定し、ホストから仮想マシンへのアクセスを可能にします。

sshをするので、ホストとゲストの両方22番ポートで設定します。ここでIPアドレスを入力するのですが、NATで設定したものをruleとして追加します。

 

AlmaLinux側の設定も反映しているかどうか確認をしてみます。

コマンドip aを入力すると反映されていることがわかるかと思います。

 

 

一連の設定が終わったので、ようやくSSHで接続していきます。

 

SSHのインストールについて

設定ができたからSSH接続できるわけではなく、ほぼ真っ新な仮想サーバーのため、SSHをインストールしないといけません。

 

sshのサーバーのインストール

$ dnf install -y openssh-server

 

SSHサーバーを起動、再起動時にも自動的に起動するように設定

$ systemctl enable --now sshd

 

SSHの状態を確認

$systemctl status sshd

 

 

completeとなればOKです。

念のため、netstatでも、ポートが開いているか確認してます。

問題はなさそうです。

 

 

SSHでターミナルからのアクセス

ターミナルソフトのホストオンリーアダプターのIPアドレスへ接続をしていきたいと思います。

 

 

無事にログインすることに成功しました。

 

 

また、www.yahoo.co.jpにpingを飛ばすことで、仮想サーバーから外部へインターネットがつながることも確認ができました。

 

 

これで、Linuxの操作を色々と自宅でも設定ファイルなどいじりながら勉強をしていきたいと思います。

 

最後に

映像授業の環境構築だとどうしても速足で紹介されるようなポイントですが、今回一から調べながらだったので、結構苦戦しました。あと、インターネットの情報も痒いところに手が届く情報がドンピシャでなく、ググり力がさらに問われるような形でした。

なんとなくのイメージを掴むことができましたが、今後はより詳しくなり、環境構築などにも少なからず役に立てていきたいです。

 

 

では、今回はこのあたりで。。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

※こちらのブログでは~

日々に学んだものを言語化して自分のスキルにするためにブログを行っております。

自分の整理と復習用ですが、温かいお言葉やアドバイスは大歓迎です。>‗<//