第5話 シェルの慣れ初めに覚えておきたいこと。
まえがき
linuxを操作するためのコマンドやクォートなどを整理をしていこうと思います。
一回慣れてしまうと身体が覚えていくと思いますが、調べると知らないこともあったので、まとめていきたいと思います。何回か整理したくなりそうです。。
それでは、まとめていく
・Tabキー
初めてLinuxを触っていてコマンド画面を見ながら、「tab、tab」と何度も言われてしまたので、これは改めてまとめておきます。
tabキーには補完機能が備わっています。
例えば、「doushiyoudarekatasuke.txt」というテキストファイルがあった場合、
一々、全部入力するのは大変です。なので、
「doushiyou」まで入力すると残りの部分が自動的に入力されます。
なんて素晴らしいのでしょうか。。
仮に、「testdayo.1」「testdayo.2」があった場合、tabキーを一度押すと「testdayo」
まで入力され、もう一度、入力するとその時点で候補のファイルをすべて出力してくれます。これで、日付までのものが一覧でどのファイルを使いたいか一目瞭然です。
・カーソル移動
「Ctrl + A」: コマンドラインが長くなったとき、カーソルをすぐに行頭まで持ってきてくれる。
「Ctrl + E」: カーソルを行末まで一気にもってきてくれる。入力間違いして行頭を直してすぐに続きを入力できることになります。非常に便利ですね。。
・コピー&ペースト
・コピー:左カーソルでコピーしたい範囲までもっていくと、自動的にコピーしてくれます。
・ペースト:あらかじめコピーをしてカーソルを合わせて、右クリック。
こちらは、かなり便利な機能ですね。。これは身体で覚えてきて、Linuxを操作してないときも、間違えてしてしまうこともありました。。
・コマンドラインの編集
「Ctrl + D」:カーソル部分の一文字を削除してくれる。
「Ctrl + H」:カーソルの左側を削除してくれる。
「Ctrl + L」:いったん画面をクリアにしてから、カレント行を再表示してくれる。
・コマンドラインの実行
例)コマンド オプション 引数
・コマンドは、実行可能なプログラムまたは、スクリプト
・オプションは、コマンドに対して動作する指示のことを指す。
・引数は、コマンドに渡す値。
・クォート
こちらも初めて出てきたときにややこしくてなってしまったので、先にまとめておきます。
「’ ’」ーシングルコーテーション
シングルコーテーションは、その中のすべて文字列であると解釈される。
例えば、
HOME=home
echo '$HOME'
$HOME
※echoコマンドは指定した文字列や数値、変数の値を出力する。
このように、変数でHOMEを指定して$をつけていても変数を参照されず、そのまま出力される。
「” ”」ーダブルコーテーション
ダブルコーテーション内も文字列として見なされる。ただ、その中に変数があれば、その変数の内容が展開される。
例えば、先ほどの例でいくと
HOME=home
echo ”$HOME”
home
このように、あらかじめ定義していた変数が参照され、出力されることになりました。
「\」ーバックスラッシュ
エスケープ文字と言われている。直後の文字はすべて文字として扱われてしまう。
例えば、先ほどの例でいくと
HOME=home
echo ”\$HOME”
HOME
「‘ ‘」ーバックコーテーション
バックコーテーション内にコマンドあれば、そのコマンドを実行した結果が展開される。
例えば、
カレントディレクトリは/home/userです。
「$(コマンド)」でも。同じように展開されます。どうやら見にくいのでこちらが推奨されているそうです。
・コマンド履歴
矢印キー↑で実行したコマンドが最近実行したものから遡って表示される。
これは色々と触っていて、非常に便利でした。。
最後に
シェルなども触り始めて、遭遇したものを軸に今回はまとめていきました。
また、あらかじめ知って整理したほうがいいものが他にも書きながら出てきたので、次回に持ち込ませてください(切実)
では、今回はこのあたりで。。
お読みいただきありがとうございました。
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日々に学んだものを言語化して自分のスキルにするためにブログを行っております。
自分の整理と復習用ですが、温かいお言葉やアドバイスは大歓迎です。>‗<//