インフラSEの駆け出し日記

アウトプットこそもっとも重要

【ファイル転送プロトコル(FTP、FTPS、SFTP、SCP)】インフラSEの駆け出し日記

 

第二話 周辺知識、単語を理解する。

 

今回は勉強していく中で知った単語などを簡単にまとめて整理していきます。

 

FTP、FTPS、SFTP、SCP

まずは、FTP、FTPS、SFTPS、SCPの4種類だ!!

そもそも、この4種類はファイル転送プロトコルと呼ばれるものです。

 

まず初めに・・・

 

・ファイル転送プロトコルとは

ファイル転送時に必要となる規約や手順のことを指します。

ファイルを転送を行う際にデータ容量が大きいとそのまま送ることはできず、データを分解する。その分解データをパケットと呼びます。プロトコルは、どのように分解、送受信、復元をするのかを定めたルールということでした。

 

ここでの規約や手順の中に上記の4種類が登場するってことですね。。

ではそれぞれの違いについて確認をしてみます。

 

まず、調べる中でコネクションという単語が出てきたので、

こちらも先に調べておきます。

 

・コネクション

通信を行う機器やソフトウェアの間に確立された仮想的な専用通信路のことを指す。

 

コネクションを用いる通信方式では、通信を始めたい側が相手方の所在位置や識別番号を指定して相手方に接触を試み、通信可否(や方式によっては設定や条件など)を問い合わせ、可能な場合は仮想的な専用の通信路を形成する。この通信路をコネクションという。

 

事前の知識を整理できたので、それぞれを見ていきます。

 

FTP

初期に登場したファイル転送の基本的な方法として使われている。しかし、

ユーザ名やパスワードなどの認証情報を暗号化せずに転送するのでセキュリティ面でデメリットがある。SSHなどもセキュリティ面で使われているので、FTPはそれは使われないですね。。

 

イメージとしては、

FTPサーバーにファイルをアップロードする

②そのファイルをTCP/IP経由でFTPのホストに中継する

③受信者がファイルにアクセスして、そのファイルをダウンロードする。

 

少し脱線しますが、TCP/IPが急に出てきたので、こちらも調べてみます。

 

TCP/IP

TCP/IPとはTCPとIPの2つのプロトコルを一緒に使っていることを指している。

・IP

データの送信者と受信者をIPアドレスで識別して、いくつかのルーターを経由してデータを送るためのプロトコル

TCP

データの送信者と受信者がお互いに相手の確認を取りながら、確実にデータを受け渡すためのプロトコルです。

このようなデータの送信方式を「ハンドシェイク」と呼ぶそうです。

プロトコル(protocol)とは、コンピューター同士が通信する際に定められた手順や規約、信号の電気的規則、送受信の手順などを指すIT用語です。

 

お互いが約束事を守ってデータを送信することで、確実にデータを送りあうことができるとのことなんだな。

 

また、コネクションとしては制御用コネクション(989番ポート)とデータ転送用コネクション(990番ポート)の2つのコネクションを確立し、通信を行う。

 

・FTPS

FTPのデメリットを改善したファイル転送プロトコルです。

SSL/TLSによって通信が暗号化され、安全にデータをやり取りできます。

FTPのよりセキュリティが強くなったバージョンということです。

 

コネクションはFTPとどうように2つ使用します。

 

SSL/TLSとは、

公開鍵暗号共通鍵暗号という暗号化の技術を利用して安全に通信を行う仕組みのことです。通信内容の盗聴や改ざんを防止することができる。SSLではサーバ証明書を通信に使用する。サーバ証明書とは、サーバの公開鍵に認証局ディジタル署名したもの。

 

・SFTP

FTPの今度は、前にSがついているものです。パッと見たときはどっちがどっちかわからなくなりそうですね。。

 

こちらはFTPSよりも後に登場をしたもので、高いセキュリティでファイル転送ができるプロトコルです。FTPSではSSL/TLSで暗号化していましたが、SFTPは前確認したSSHの通信を使っています。

また、FTPとの違いとしては、コネクションとしてTCP22番ポートを使用し、単一のコネクションでファイル転送を行います。

コネクションの数も違うため、セキュリティ面がより強力となっています。

 

・SCP

SSH(Secure Shell)によって安全にファイル転送を行うプロトコルです。

パスワードなどの認証部分を含むすべてのネットワーク上の通信が暗号化できるため、コンピューター間で安心してファイル転送が可能になります。

 

SFTPと同様にSSHによって安全にファイルを転送することができます。

 

では、SFTPとSCPの違いはなんだろう・・

 

>SCP
・転送の再開ができない。
・SFTPに比べて高速(と言われている)
・フォルダの送信はできない。(クライアントソフトを用いれば可能)

 

>SFTP
・転送を中断しても、途中から再開できる。
・SCPよりも転送速度が遅い

 

このように記載がありました。使用場面に応じてそれぞれを使用するイメージなのか。

 

実際に、使用する際にそれぞれの特徴やメリット、デメリットを抑えていきたいです。

 

・まとめ

FTP、FTPS、SFTP、SCPのそれぞれの特徴については、イメージをつかむことができた。SFTPとSCPを主に利用することになると思うが、どのような場面で使い分けているかなどにも注目して今後、使用する際は意識をしていきたいです。

 

次は基礎的なインターネットをしっかり学んでいきたいと思います。

 

<参考文献>

www.integrate.io

 

it-trend.jp

 

www.skyarch.net

 

 

では、今回はこのあたりで。。

 

※こちらのブログでは~

日々に学んだものを言語化して自分のスキルにするためにブログに掲載します。

自分の整理と復習用に記載します。温かいお言葉やアドバイスは大歓迎です。